今日は、ブラックフライデー(Black Friday)
11月末のアメリカ大イベントにおける投資狙い目は
NY原油は45~50ドルのレンジに水準アップ!
ワクチン開発のニュースでNY原油は節目の45ドルを超えてきた
NY原油は、新型コロナウイルスのワクチン実用化への
期待や米国の政局不透明感の後退から上昇が加速した。
米国のファイザー、モデルナに続いて英国のストラゼネカが有望なワクチンを開発し、
早期の実用化と普及への期待が一段と高まった。
また、トランプ大統領は依然として大統領選での敗北は認めていないものの、
23日には、民主党のバイデン前副大統領に政権を移行する手続き開始を容認した。
政局混迷への不安が薄れたことも好感された。
さらに、米エネルギー情報局(EIA)が公表した週間在庫統計では、
直近1週間の原油在庫が前週比80万バレル減と、
市場予想の13万バレル増に反して取り崩しとなっていた。
受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシング在庫も170万バレルの減少だった。
供給過剰懸念が後退する中、
節目の45ドルを超えて一時46.26ドルまで上昇しました。
ただ、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、
来年1月から予定している協調減産の縮小を先送りする方向で検討しているという。
CFTC建玉を見ると、
ファンドの買い越しが増加しており、
需給引き締まりを予想しているといえよう。
NY原油21年1月限は、
年初高値58.92ドル、
年初安値26.22ドルで、
フィボナッチ比率を当てはめると、
0.38倍押し=46.5ドル、
0.5倍(半値)押し=42.6ドル、
0.62倍押し=38.5ドル。
すでに半値戻しを達成しており、0.38倍押しも接近していることから、
下落基調から上昇基調に転換したと判断してもいいだろう。
供給が絞られることに加え、季節的にも暖房油需要が増えるため、
NY原油は、40~45ドルのレンジから、
45~50ドルの水準に浮上していく可能性が高いと予想する。
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