皆さんこんにちは
本日は、サンワード貿易コンシェルジュのT氏による
『いまさら聞けない!?!なぜ!?!』
と思っている経済指標の疑問を深堀して解説していきます!!
本日のテーマは
【米国小売売上高】
さて前回は経済指標の大名物である米国雇用統計を取り上げましたが、
今回はその次に影響力があると一時は言われていた米国小売売上高でいきたいと思います。
12月のデータの発表日
1月15日 米小売売上高
この小売売上げが重要だとされる理由は、雇用統計と同じです。
米国のGDPの約70%を占める個人消費。その個人消費全体を占うに最も重要な指標とされます。
また、米国は世界最大の消費大国でもあり、その消費の動向を確認する指標です。
ただしデパートなど一部大手企業をサンプル調査した上での推計なので、
確実性については多少疑問符もつきますが、マーケットが注視しているのは、総合の数字と「自動車除く」という数字。
自動車の売れ行きというのは変動が大きいためです。
この小売売上高は、マーケットが注目する総合と「自動車除く」以外にも、
項目別に「自動車・堂部品」「食品・飲料」「衣料」「一般量販」などが発表されます。
その中でも、「ガソリンスタンド」という項目は、国際原油価格の変動の影響がみられます。
その他の項目は堅調なのに、原油価格の下落によって「ガソリンスタンド」が足を引っ張って総合の数字を押し下げる、
という現象が生じたこともありました。
なかなか項目別の数字というのは見る機会は少ないでしょうし、見たところで相場のトレンドを直接に占うものではないのですが、
次回は注目してみてはいかがでしょうか? 意外なヒントが隠れているかもしれませんよ?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました
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1月8日 米雇用統計(12月)
1月15日 米小売売上高(12月)
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