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インフレヘッジとは、インフレーションによる資産の目減りを防ぐため、
インフレ経済時において価値の上昇が見込まれる資産に乗り換えること。
一般的には、現金、預金等の資産を土地、株式、金、美術品などに買い替える動きをとる。
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欧州連合(EU)は春の経済見通しで、
新型コロナウイルスワクチンの普及で景気回復が力強く進むと判断し、
2021年のユーロ圏の実質成長率予測を2月時点の
3.8%4.3%へと大幅に上方修正した。
5月ドイツZEW景気期待指数は
84.4と前月比13.7ポイント改善し、約21年ぶりの高水準となった。
ユーロ圏の経済の基幹であるドイツ経済が持ち直していることが判明し、
外国為替市場では、ドルが対ユーロで下落し、ドル建て金は割安感から上昇している。
バイデン大統領は2兆3千億ドル(約250兆円)規模の
インフラ整備計画の実現に強い意欲を示しているが、その財源を増税で賄おうとしている。
法人税率を当初28%に引き上げるとしていたが、
野党・共和党の反対も強く25%に圧縮する譲歩案を示した
ただ、増税への警戒は強く米株式市場の重石になり、
ドル安要因にもなっている
インフレ懸念は強いものの金利が上昇せず、
ドルが下落しているため、インフレヘッジとして金が選好されている
NY金はテクニカル的に、節目の1850ドルをブレイクし、
上値抵抗線のや200日移動平均線を上抜いてきている。
CFTC建玉を見ると、ファンドの買い越しは前週の17万枚から19万枚に増えており、
金を見直す動きが強まっているようだ。
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