皆さんこんにちは~
毎週火曜日は先週の為替相場の振り返り
相場におおきな影響を与えた部分を振り返ってみます
米雇用統計
12月3日に発表された11月米雇用統計では、
景気動向を反映する非農業部門就業者数(季節調整済み)が前月比21万人増と前月の54万6000人増から大きく鈍化
市場予想の55万人増も下回りました
失業率は4.2%(前月は4.6%)に改善
新型コロナウイルス感染拡大が本格化する前の2020年2月以来の低水準となりました
先月問題視された
完全失業者
正社員を希望しているパート労働者
働く意欲はあるが職探しをやめた人
これらを加味した広義の失業率である「U6失業率」は、前月の8.3%から7.8%に低下
非農業部門就業者数は冴えない数字だったが、
失業率の大幅な低下は、FRBの金融政策を変更するものではないとの見方が強まりました
パウエルFRB議長が量的緩和の早期終了に言及したこともあり、
雇用統計の結果を受けてFRBは事実上のゼロ金利政策の解除に早く動くとの見方が強まりそう
今週は、利上げへの道筋が見えてきたことから、米ドルは堅調な展開になりそうですが…
ただ「オミクロン株」の影響は重石になりそうで、下げ止まりから値固めのもち合いとなりそう
米ドル円15分足チャート
12..6 17:30時点
ECB欧州中央銀行
ECBのラガルド総裁は12月3日、足元のユーロ圏のインフレ高進は一時的で、来年は低下に転じる見通し
利上げを行う可能性は低いとの見方を改めて示しました
欧州と米国の金利差の観点から、ドル買い・ユーロ売りが続きそうです
11月のユーロ圏の消費者物価指数(速報値)は、エネルギー価格の高騰を背景に前年同月比4.9%の上昇
ECBは2%の物価上昇率目標を掲げていますが、
ラガルドECB総裁らはインフレ率が景気回復や供給制約の緩和などを受けて低下し、
中期的には目標を下回るとの見方を示しています
また、ラガルドECB総裁は「ユーロ圏は労働市場など多くの点で米国と異なる」と強調しましたが
「フォワードガイダンス(政策指針)の条件が満たされれば、行動をためらわない」とも語りました
新型コロナウイルス危機対応の緊急債券購入策については、
「資産の純購入を来年3月で終了すると確信している」と説明
一方、景気回復や物価目標の達成に向け、良好な資金調達環境を維持する方針を示しました
また、長期的な政策方針の明示には消極的な姿勢を示し、
「不確実性があまりにも高いため、非常に長期のコミットメントをしないに越したことはない」と発言
同様に、「どちらの方向にも行動する準備があることを明確に示す必要もある」と説明
その上で現段階では、来年利上げに踏み切る可能性は低いと述べました
皆さんも是非注目してみてください
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!!
明日の更新もお楽しみ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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