皆さんこんにちは~
毎週火曜日は先週の為替相場の振り返りや展望について
今週は何といっても…
明後日の木曜日の政策金利の発表が大注目
アメリカ、スイス、トルコ、イギリス、ECB…
FXトレーダーにとっては目が離せない展開になりそうです
それでは米ドルを中心に、今週の展望を見ていきたいと思います
今週のドル/円は14、15日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)
の結果次第で上下に大きく動くことになりそう
政策金利は据え置き予想ですが、
声明文でインフレに関する文言がどのように修正されるか注目されています
米連邦準備制度理事会(FRB)はこれまで
「インフレは一時的」として、利上げには慎重姿勢でした
そんな中、パウエルFRB議長は先の議会証言でテーパリング(量的金融緩和の縮小)の前倒し完了と、
インフレに関して一時的との認識を改めるという基本姿勢を表明した。
また、FOMCで投票権を持つ多くの地区連銀総裁からはタカ派的な発言が目立っています
こうした中、テーパリングの完了時期が2022年半ばから数カ月早まるとの見方も
11月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.8%上昇し、伸びは前月の6.2%から大幅に加速
第2次オイルショック後の1982年6月以来約39年ぶりの高水準で、
物価上昇は幅広い品目に波及
インフレの高止まりが長期化するリスクへの警戒感が一段と強まり、
FRBは想定より強いインフレ圧力に対処することが予想されます
FEDWATCHを見ると、22年半ばに利上げを開始し、
同年中に2回程度の利上げが織り込まれています
今週は先ほども述べたように…
アメリカ、スイス、トルコ、イギリス、ECB
タカ派が予想されるFRBに対して、他の主要中銀はいずれも金融緩和を継続することが予想されており、
ドルの先高観が一段と強まる可能性がありそう
ただ、金融市場ではテーパリングの加速や複数回の利上げをすでに織り込んでいるため、
FRBが想定よりもタカ派でなかった場合は失望感からドル円に下押し圧力がかかる可能性も
その場合でも日米の金融政策の違いによる金利差の観点から112円で下値は支えられそうです
米ドル円1時間足チャート
12.14 13:20時点
皆さんも是非注目してみてください
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!!
明日の更新もお楽しみ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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