皆さんこんにちは
今日は週末の金曜日
今週も一週間お疲れ様でした
今週のマーケットの話題は何と言ってもFOMC
日本時間12/16木曜日の4:00にFRBのパウエル議長より発表声明がありました
雇用
・経済は最大雇用に向けて急速に進歩している
・企業は採用が難しく、賃金はここ数年で最も早いペースで上昇
・人手不足がいつまで続くか不透明
そして、実質賃金の上昇からインフレに上昇圧力
これらの、
・アメリカの堅調な経済成長
・インフレを抑える意味から
来年は3回の利上げ
これを受けて市場は一気にリスクオンモード
米国株は最高値を伺う動きに
その他の原油相場を取り巻く環境についてまとめましたので、
是非ご一読ください
12/16時点
12/16時点
先週の原油市場は、オミクロン株の影響やイラン核合意の再建に揺れながらも総じて堅調に推移
オミクロン株をめぐっては、感染力や既存ワクチンの有効性に関する解析が続いていますが、
景気や燃料需要に対する影響は、当初の懸念ほど大きくないとの見方が増えています
米ファイザー社は3回のワクチン接種で、
新変異株にも高い予防効果が期待できるとの実験結果を公表
市場に安心感を与えました
一方、イギリスが感染拡大抑止策を打ち出し、
デンマークも飲食店や学校などの閉鎖を計画していると伝わり、
経済活動の停滞を招くとの警戒感が再燃
世界保健機関(WHO)は12日、
60カ国以上で感染例が報告されたオミクロン株について、
世界的なリスクが「非常に高い」との見方を示しました
オミクロン株がワクチンによる保護をすり抜けた形跡がいくらか見られるとも指摘
石油輸出国機構(OPEC)は13日、
2022年1~3月期の世界石油需要見通しを上方修正しましたが、22年全体の需要の増加幅は維持
世界がコロナ流行への対応に慣れてくる中で、
オミクロン株の影響は軽度にとどまると予想しました
OPECが13日発表した月報によると、
OPEC加盟国の11月の産油量は、前月比1%増の日量2771万7000バレル
原油価格が高止まりする中、OPECの慎重な増産姿勢が浮き彫りになりました
日量換算では前月比28万5000バレル増
OPECはロシアなどの産油国とともに構成する「OPECプラス」の10月の会合で、
イランなどを除く10カ国で24万バレル増とすることを決めていました
一方、世界全体の産油量は88万バレル増の9828万バレルと見込み
今年と来年の世界全体の石油需要はそれぞれ上方修正しました
今年は9663万バレル(従来予想は9644万バレル)、
来年は1億0079万バレル(同1億0059万バレル)に引き上げ
国際エネルギー機関(IEA)は12月の月報で、
今年と来年の世界の石油需要予想をともに日量10万バレル下方修正
新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」感染拡大を背景に英国をはじめ、
各国政府が渡航規制などの対策を強化しており、ジェット燃料の需要鈍化が予想されることが主因のようです
14、15日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、
テーパリング(購入資産の段階的縮小)のペースを速めることが決まり、
22年中に3度利上げするシナリオが示されました
タカ派的な会合となりましたが、
想定の範囲内として市場の懸念を強めるには至らず、株や原油などのリスク資産が買われました
「オミクロン株」の影響や来年の国際需給の供給過剰予想から80ドル越えは難しいと見られますが、
下落局面では産油国が協調して対応するとみられるため、70ドルを下回っても、下値は65ドルが堅そう
米エネルギー情報局(EIA)が15日公表した11日現在の週間在庫統計によりますと、
原油在庫は前週比450万バレル減の4億2830万バレル
減少幅は予想の210万バレルを上回り、 3週連続の減少
また、製品の出荷量は日量335万4000バレル増の2319万1000バレルと好調
最後に、
年末に向けた原油相場は、クリスマス休暇を控えて動きにくくなりそうです
以上になります
皆様のご参考になりましたら幸いです
それでは本日も、最後までご覧いただきありがとうございました
明日の投稿もお楽しみに
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