みなさんこんにちは
本日は、サンワード貿易コンシェルジュのT氏による
『いまさら聞けない!?!なぜ!?!』
と思っている経済指標の疑問を深堀して解説していきます!!
本日のテーマは
【 コンファレンスボード消費者信頼感指数】
についてご紹介いたします☆
前回同様、米国内のその買い手サイド、すなわち消費者の景気に対する心理、
購買意欲に関する指標を取り上げたいと思います。
米国の民間経済研究機関であるコンフォレンスボード(全米産業審議委員会)が発表する消費マインドの指数です。
コンファレンスボード消費者信頼感指数のアンケート調査件数は5000件。
ミシガン大指数と文字通りケタ違いなので、信頼性が高いとされます。
ミシガン大指数と同様に過去の時点を100と設定しているのですが、
コンファレンスボード消費者信頼感指数の基準年は1985年。
日本ではつくば万博があった年、記憶のある人もぐっと増えるでしょう(笑)。
なお当時の米国は・・・ちょうど映画「バック トゥ ザ フュチャー」が1985年公開ですから、あんな感じ、ということで。
この消費者信頼感指数は、2021年12月26日1月分に発表された指数は、89.3。
前月の改定値から2.2ポイント上昇しており、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(88.0程度)を上回った
とされています。バック トゥ ザ フュチャーのころと比較すると、1割減となっていますね。
また、新型コロナウィルスの影響で落ち込んでいた消費者物価指数ですが、
経済対策に伴う政府の財政出動や新型コロナウィルスのワクチン配布を背景に、
消費者が景気と雇用の見通しに期待が高まり、上昇する見通しだと言われています。
さて、経営戦略や市場分析を行っている企業サイドの景況感と比較すると、
消費者サイドの景況感というのはどうしても直感的で移り気です。
ですが、今までも何回も強調してきましたが、米国のGDPの7割は個人消費が占めます。
その消費マインドは、世界最大の経済大国の死命を制するとも言えます。
「景気は気から」とも言いますし、その動向には注目しておきたいですね。
次のコンファレンスボード消費者信頼感指数の発表は、
2021年2月22日 24:00発表予定
※過去データはこちらを参照ください
前回の経済指標の記事はこちら
本日も最後までお読みいただきありがとうございます
次回もお楽しみに!!
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