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雇用統計よりも重要視している指標が存在する!?!

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皆さんこにちは照れ拍手

 

本日は、サンワード貿易コンシェルジュのT氏による

『いまさら聞けない!?!なぜ!?!』

と思っている経済指標の疑問を深堀して解説していきます!

 

今回取り上げるのは「PCEデフレーター」

 

 

PCEとは・・・?

個人消費支出と訳されるPersonal Consumption Expendituresの略です。

個人がモノやサービスに対してどれだけおカネを支出したかを示す指標です。

 

 

先進国など経済が成熟した国においては、個人消費がGDPに占める

割合が高いので、割と重要度が高い指標になります。

日本ではGDPの約6割、米国では約7割が個人消費とされています。

米国のPCEは、毎月末近辺に、「個人所得・消費支出」という名前で商務省から発表されています。

 

 

 

「PCEデフレーター」とは・・・?

 

名目PCEを実質PCEで割り算したもので、通常は前月比で何%の増減があったかを見ます。

プラスであればインフレを示し、マイナスであればデフレを示します。

 

PCEデフレーターの中でも、価格変動が大きいエネルギーと食品を

除いたものをPCEコアデフレーターと呼んでいるのですが、

これを米国の中央銀行に相当するFRBが物価を判断する指標として重要視

 

以前に取り上げたCPI(消費者物価指数)と比べて、調査範囲が広いというのが理由のようです。

 

 

 

 

FRBがまだ金融政策を緩和する方向で舵取りしていた当時は、

経済のバロメーターとして雇用統計などが非常に重要視されていました。

 

ところが時代が変わり、米国の経済が好転し、

金融政策が引き締めする方向に変化した現在では、

利上げを行う判断材料として物価の重要度が高くなってなっています

 

現在FRBが掲げているインフレ率は2%!!

 

 

雇用統計を注目している方は、

視野を広げてみてもいいかもしれませんねおねがい

 

新しい発見があるかもしれません‼

 

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございましたハート

次回もお楽しみに( ..)φメモメモ

 

 

 

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※サンワード貿易が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
※投資対象および銘柄の選択、売買価格、掲載内容の判断及び同内容に基づく解釈、契約締結等などの投資にかかわる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。

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