みなさんこんにちは
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『為替相場が動きやすい4つの要因』
ここでは、為替相場が変動する主な要因について解説します。
1.ファンダメンタルズな要因
ファンダメンタルズとは、国や企業などの経済状態などを表す指標のこと。
「経済の基礎的条件」と訳されます!
経済成長率、物価指数、国際収支、雇用統計などの
経済指標は相場の動向に影響する基礎的なデータです。
≪例としては≫
物価指数が上昇すると、モノの価値に対して
通貨の価値が下がった状態(インフレ)になる。
インフレになると、その国はモノと通貨の価値の
バランスを調整するため金利を引き上げようとします。
その結果、金利が上がった通貨に買いが集まり、
通貨の価値が上昇することが考えられます。
2.政治的な要因
政治的な要因には、政権交代、制度変更(規制の強化や緩和)、外交問題や貿易問題などがあります。
≪例としては≫
政権交代があった場合、その国の今後の政策に見通しがつかなくなれば、
投資家はそれまで投資していた資金を引きあげてしまうかもしれません。
その結果、その国の通貨の価値が下落することが考えられます。
3.市場心理的な要因
市場心理とは、市場参加者の相場の先行きに対する予測、期待や不安などのことをいいます。
≪例としては≫
ニュースである国の貿易赤字が報じられ、それが市場参加者の予想よりも
遥かに悪いものであれば、その国の通貨の価値は下落するかもしれません。
このように、市場参加者の心理が相場に影響しているものと考えられます。
4.地政学的な要因
地政学的な要因には、テロや戦争、自然災害などが挙げられます。
地震や干ばつなどが起こると、その国の経済状況が悪化し、通貨の価値が下落すると予測されます。
また、テロや戦争などが発生した場合も、
経済に悪影響を及ぼすと考えられることから、その国の通貨の価値は下落するかもしれません。
値動きがあった時は、チャートだけではなく
要因も調べてみると、新しい発見があるかもしれませんね!!
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
次回もお楽しみに( ..)φメモメモ
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