皆さんこんにちは
本日は12月23日の木曜日
以前であれば天皇誕生日の祝日だったのですが、
平成令和になったことにより、一昨年から天皇誕生日は2月23日に代わったんですね
毎年おやすみだったからなんだか変な気分になりますね
さて先週は、FOMCにおいてFRBの声明で
テーパリング(購入資産の段階的縮小)を加速させ、
終了時期を2022年6月から3月に前倒しする方針を決めました
政策金利見通しでは、22年中に事実上のゼロ金利政策を解除し、3回利上げするシナリオ
インフレ率が39年ぶりの高水準となる中、物価高抑制に力点を置く姿勢を鮮明にしました
相場に大きく影響を与えたこれらをふまえ、
12/22時点でまとめた相場市況についてご紹介します
今週の市況を【金相場】を基にまとめましたので振り返ってみましょう
不透明なオミクロン株の影響
16日にはイングランド銀行(英中銀)が主要国としては初めて利上げに踏み切りました
欧州中央銀行(ECB)も定例理事会で、コロナ危機対応で導入した緊急的な資産購入策を来年3月末で終了すると発表
世界の中銀がタカ派に傾く中、NYダウの地合いに変調が表れているようです
週明け20日には、金融引き締めへの警戒と「オミクロン株」への懸念からNYダウは節目の3万5000ドルを下回って引けました
オミクロン株の感染拡大を受けてオランダはロックダウン(都市封鎖)に踏み切りました
欧州で行動制限が強化されたことで景気回復が遅れるとの見方が浮上し、リスク資産の株式市場には弱材料
米民主党穏健派のジョー・マンチン上院議員が19日、バイデン大統領が提案している1兆7500億ドル規模の気候変動・社会保障関連歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良き再建)」を支持しないと表明したことも株式市場には嫌気された様子
米ゴールドマン・サックスはこれを受けて、来年の四半期ベースの米国内総生産(GDP)予測を下方修正
リスクオフの動きから、安全資産である金が買われてもよさそうなものだが、最近ではリスク回避でドルが買われる傾向があるため、ドル建て金は割高感から1800ドルを下回り
それでも1700ドル後半のレンジ内に留まり、
底堅く推移していることを考えれば、安全資産の面目躍如と言えるでしょう
金ETFは週明け20日時点で978.57トンと年初最小の975.411トン(11月4日)に近づいている模様
CFTC建玉のファンドの買い越しは12月14日時点で20万2401枚と年初最大の25万9780枚(11月16日)より22%減少
買い越しの整理が続いている様子
ただ、オミクロン株への影響、インフレ懸念から20万枚を大きく下回ることはなさそう
株高がピークに達したとの見方が強まれば、金への見直し買いも入ってくる可能性も
12/22時点のNY金チャート
12/22時点のNY金チャート
すでに年末相場となり、ボラテリティは低下しそう
NY金は1750~1850ドルのレンジを想定
JPX金は6500円台での値固め局面が続きそう
皆様のご参考になりましたら幸いです
それでは本日も、最後までご覧いただきありがとうございました
明日の投稿もお楽しみに
情報提供:株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド
※上記ロゴのチャートの著作権は、ミンカブ・ジ・インフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。 提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、ミンカブ・ジ・インフォノイドは一切の責任を負いません。
===================================
※サンワード貿易が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
※投資対象および銘柄の選択、売買価格、掲載内容の判断及び同内容に基づく解釈、契約締結等などの投資にかかわる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
===================================