皆さんこんにちは
メリークリスマス
今週も一週間お疲れ様でした
本日のアメブロでは原油相場を取り巻く環境についてまとめましたので、
是非ご一読ください
12/24時点
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先週のNY原油は、新型コロナ変異株「オミクロン株」の影響が懸念されて下落
オランダ政府は週末にロックダウン(都市封鎖)に踏み切るなど、各国が相次いで規制を強化しました
こうした感染対策で燃料需要が再び落ち込むとの懸念が広がりました
しかし、週明け20日以降は、1,000ドルあまり下げていたNYダウが反発に転じると、
株式と同じリスク資産である原油にも買いが入り、上昇
「オミクロン株」の感染が世界各地で拡大しており、警戒感は根強い
ただ、米バイオ医薬品企業モデルナが、同社製新型コロナウイルスワクチンの3回目接種により、
オミクロン株に対する高い感染予防効果が期待できるとする実験結果は、そうした不安を払拭することになりました
2021年7~9月期米実質GDP(国内総生産)確定値は、季節調整済み年率換算で前期比2.3%増と、
改定値(2.1%増)から上方修正されました
ワクチンの普及が寄与し5四半期連続のプラス成長
12月米消費者景気信頼感指数は115.8と前月の111.9から上昇し、
市場予想の110.8を上回りました
米景気見通しに対する楽観的な見方が確認されことも支援要因
米エネルギー情報局(EIA)が発表した17日までの1週間の米原油在庫は、
前週比470万バレル減と、減少幅は市場予想(280万バレル減)を上回りました
在庫取り崩しは4週連続
一方で、ガソリン在庫は550万バレル増(予想は50万バレル増)、
ディスティレート(留出油)在庫は40万バレル増(予想は変わらず)と、強弱まちまちの内容
ただ、原油在庫の減少傾向を受けて供給逼迫懸念が再燃
記録的な価格高騰を背景に、欧州の事業者が電力源を天然ガスから灯油に転換したことも、原油相場の上昇要因
ウクライナ情勢をめぐる西側主要国とロシアの間の緊張は市場のリスクを高め、相場を押し上げています
米国はウクライナへの軍派遣は否定したものの、経済制裁に関しては積極的な姿勢を示しました
その場合、ロシア側が報復措置として、欧州へのガス供給を絞ることになれば、代替品としての原油需要が高まる可能性も…
JPモルガン・グローバル・エクイティ・リサーチは原油価格がオーバーシュートし、来年は1バレル=125ドル、2023年は150ドルまで上昇するとの見通しを示しました
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要な産油国で構成する「OPECプラス」の生産能力不足を理由に挙げました
JPモルガン・グローバルは、
「OPECプラスは22年初めに増産ペースを緩め、原油相場が十分に下支えされるまで供給を増やさないだろう」としました
以上になります
皆様のご参考になりましたら幸いです
それでは本日も、最後までご覧いただきありがとうございました
明日の投稿もお楽しみに
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